top of page
執筆者の写真Aloha VIP Photo Tour

誰でも行ける! ラニカイピルボックス完璧ガイド&ツアー紹介

更新日:2018年5月21日

こんにちは。ハワイ在住"トレッキング"フォトグラファーのマルです。


今日のテーマはハワイの絶景ポイント、「Pill Box Trail」です。ここ数年のカイルア人気(オアフ島の東部にある街。ワイキキからクルマで20〜30分くらい)の高まりを受けて、その近くにあるピルボックストレイルの紹介も雑誌などたくさんのメディアで目にするようになりました。ですがまだご存知ない方もいらっしゃるでしょう。先日撮影で行ってきましたので、紹介しますね。ここに行けば誰でも天国のような写真が撮れますよ。ちなみにここは別名「Kaiwa Ridge Trail」とも呼ばれています。ピルボックスの名前の由来は、頂上にある戦争に備えて作られたトーチカが薬箱のように見えることからこの名前がついたそうです。


頂上からの眺めは最高の一言(PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")
頂上からの眺めは最高の一言(PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")

トレイルの入り口はラニカイ地区


トレイルの入り口は全米N0.1ビーチの呼び声の高いラニカイビーチのある、ラニカイ地区にあります(グーグルマップではココ)。本来は一般観光客が行ってトレイルの入り口を見つけるのは大変ですが、Wi-Fiを借りてグーグルマップに誘導してもらえば簡単に見つけることができます。便利な世の中です。グーグルマップで付近まで到達したら、写真のような看板を探しましょう。看板のすぐ右側の小さな登り坂がスタートです。



入り口にはこんな看板が立っています (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")
入り口にはこんな看板が立っています (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")

片道約25分。登って眺めて降りて、ちょうど1時間のトレイル


では張り切って登ってみましょう。登り始めは結構きつい斜面になっています。しかも乾いた斜面で非常に滑りやすいので注意しましょう。ただこの斜面もすぐに終わって緩やかな尾根を行く感じになります。



 一部きつい斜面もありますが、慌てなければ大丈夫。こんな感じで尾根を歩いていきます (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")
一部きつい斜面もありますが、慌てなければ大丈夫。こんな感じで尾根を歩いていきます (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")



登ってきた方向を見ると、ゴルフコースがあります。MID PACIFICという会員制高級カントリークラブです(PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")
登ってきた方向を見ると、ゴルフコースがあります。MID PACIFICという会員制高級カントリークラブです(PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")


最初のきつい斜面を抜けて少し行くと海が。もうすでに絶景です。ローカルが自由すぎる感じで休んでました(PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")
最初のきつい斜面を抜けて少し行くと海が。もうすでに絶景です。ローカルが自由すぎる感じで休んでました(PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")


コースは複雑ではないので迷うことはないでしょう。海が見えてから上をみると、目指すピルボックスが見えます (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")
コースは複雑ではないので迷うことはないでしょう。海が見えてから上をみると、目指すピルボックスが見えます (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")


登り始めて約20分でピルボックスに到着。手前の石に足をかけて、ボックスの上に上がります。女子はきっと優しいロコボーイが手を貸してくれます(PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")
登り始めて約20分でピルボックスに到着。手前の石に足をかけて、ボックスの上に上がります。女子はきっと優しいロコボーイが手を貸してくれます(PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")


頂上ではロコ達がのんびり景色を楽しみます。犬の散歩コースにしている人も (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")
頂上ではロコ達がのんびり景色を楽しみます。犬の散歩コースにしている人も (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")

一部急斜面がありますが、手をついて確実に登れば怖がることはありません。さほど体力に自信がなくても、健康な方であればゆっくり行っても片道30分かからないでしょう。途中日陰がないので、日焼け止めはしっかり塗って。また帽子やサングラス、そして水も必携です。あ、カメラも忘れないで。



頂上からあれこれ写真を撮ってみる


この景色をなんと表現すれば良いのでしょう。ラニカイの街、ラニカイビーチ、からの青い海、そして青い空。僕の中でオアフ島で3本の指に入る絶景です (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")
この景色をなんと表現すれば良いのでしょう。ラニカイの街、ラニカイビーチ、からの青い海、そして青い空。僕の中でオアフ島で3本の指に入る絶景です (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")


どかーんと絶景が広がっている頂上でしばし息をのんだら、我に返って撮影タイム。まずは上のようにストレートにラニカイを象徴するツインアイランドを入れて正面から撮ってみて。それだけでFBにアップしたらどれだけ いいね! つくのでしょうか(笑)


その他いろいろ道具がある人ならこんな写真はいかがでしょ?



 一眼レフでの撮影ならフィッシュアイレンズはいかが? 見渡す限りの絶景をまるっと写せます。スマホの方でも「ALOHA PHOTO Academy & Tours」ではスマホ用のワイドタッチメントレンズをお貸ししますのでこれに近い写真が撮れますよ(PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")
一眼レフでの撮影ならフィッシュアイレンズはいかが? 見渡す限りの絶景をまるっと写せます。スマホの方でも「ALOHA PHOTO Academy & Tours」ではスマホ用のワイドタッチメントレンズをお貸ししますのでこれに近い写真が撮れますよ(PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")


パノラマ写真ならiPhoneなどのスマホでも撮れますね。水平線が曲がらないように何度もトライしてみましょ。僕は絶対曲がってしまうので、一眼レフで撮ってフォトショップで合成しました (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")
パノラマ写真ならiPhoneなどのスマホでも撮れますね。水平線が曲がらないように何度もトライしてみましょ。僕は絶対曲がってしまうので、一眼レフで撮ってフォトショップで合成しました (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")


望遠レンズを持っているなら風景を切り取ってみましょう。200mmで南側を撮った写真です。タヒチみたいな海の色です。しかしオレンジの屋根の家、すごい絶景なんだろうな (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")
望遠レンズを持っているなら風景を切り取ってみましょう。200mmで南側を撮った写真です。タヒチみたいな海の色です。しかしオレンジの屋根の家、すごい絶景なんだろうな (PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")

 望遠レンズで北側を狙えばラニカイビーチとリーフの広がる海を切り取れます(PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")
望遠レンズで北側を狙えばラニカイビーチとリーフの広がる海を切り取れます(PHOTO/TOMOHITO ISHI"MARU")


いかがでしたでしょうか? ここを撮るのに特別なテクニックは入りません。絶景すぎて誰でも天国のような写真が撮れる、最高のフォトロケーションなだけなんです。写真好きなあなたもそうでなくてもハワイに来たらぜひ一度は訪れて欲しいところ。ダイヤモンドヘッドを登ったら、次のハワイのトレイルはここを目指して欲しいですね。



とはいえツアーでは行けないピルボックストレイル


せっかくの素晴らしいロケーションですが、残念ながら観光客が気軽に行けるかというと、正直現在は厳しい状況です。なぜならまずこのトレイルのあるラニカイエリアは数年前からツアーバス、ツアーバンが入ることができません。ラニカイビーチが有名になりすぎて住環境が脅かされるほど観光客が激増し、堪りかねた住民からの声が行政に届いてラニカイエリアにはツアーバスが入れなくなりました。


現状で「ラニカイツアー」とうたっているものも、カイルアまで送ってそこから歩きやレンタルサイクルでご自由にどうぞパターンのものばかり。あるいはカイルアからタクシーでラニカイまで連れていくものもありますが、ガイドはつかず結構割高です。


最も簡単なアクセスはレンタカーを借りていくことです。ラニカイエリアにはパブリックの駐車場はありませんので、民家の軒先に路駐することになります。自転車走行レーンのあるところなどは駐車禁止で、それ以外にも駐車がダメな場所が多いので、車を停める際は注意深く場所を選ぶ必要があります。また朝早く行かないと、車を停めるスペースはほどんどうまってしまいます。


また最近ではカイルアのレンタル自転車で訪れる人も多いですね。暑い中、カイルアからラニカイまで漕ぐのは結構体力がいります。坂もありますし。


いずれにせよピルボックスまで一緒に登ってくれるガイド付きのツアーはありません。下に紹介するツアーを除いては。。。




でもピルボックス行きたい! 写真撮りたい! そんなあなたに、ハイCMです


そんなあなたにおすすめなのがこちらの ツアーです。ガイドがラニカイエリアまでご案内する(私の知る限り)唯一のレギュラーツアーです。


あれ? なんか見たことのあるホームページ、、、。ってすみません、弊社が開催している"ALOHA PHOTO Academy &Tours”のホームページです。CMです。ご存知のない方に申し上げると、"ALOHA PHOTO Academy & Tours”は「写真好き、ハワイ好きのためのツアー形式で開催される写真講座ツアー」です。(詳しくはこちら


現在当ツアーでは二つ撮影コースを設定しておりますが、そのうちのひとつ 「天国のビーチと大パノラマ 撮影ハイキングツアー」でラニカイビーチに行き、ピルボックストレイルに登ることができます。なぜ当ツアーではラニカイエリアに行くことができるのでしょう?


答えは歩いていくから。。。です。

当ツアーではカイルアの某所にクルマを停めて、そこから歩いてラニカイまでガイドがお連れします。「え? 相当な距離歩かない?」と地理感覚のある方は思われるでしょう。確かに片道20分くらいは歩きます。往復40分くらいでしょうか。そこからラニカイビーチ行ってさらにピルボックスまで登ったら、全部で2時間以上歩くことになります。一般的なツアーでしたら、そんな旅程は組めないでしょう。


しかし!


当ツアーは写真を撮ることを目的としています。写真は結局歩かないと撮れません。クルマに乗って移動距離を稼げば効率よく写真を撮れる気がしますが、そんなことはないのです。これは長年写真を撮ってきた経験から自信を持って言えることですが、よい写真を撮るためにはどれだけ(クルマを使って)移動したかではなく、どれだけ自分の足で歩いたか? が重要です。歩く速度でないと、ふとした景色は見落としてしまいます。道端の花、ロコ達の自然な佇まい、自分だけが気づいた心動く瞬間、、、これらは歩いて出会うものです。自転車に乗っても見落としてしまいまうでしょう。瞬時にカメラを構えることができず、瞬間を逃します。写真を撮るためには結局のところ歩くのが一番なんです。


ですから当ツアーにおいては、カイルアからラニカイまでの歩いての移動は、単なる移動時間ではありません。この道中に素晴らしいフォトジェニックな場所がいくつもあるのです。それらをガイドのご案内をヒントに自ら探していただいて撮影を楽しみながら、ラニカイビーチ&ピルボックスにいつの間にか到着して登れてしまう。一石二鳥、いや一石三鳥のツアーなのですよ、写真好きの方にとっては。普通のツアーよりもちょっと体力がいりますが、よい写真が撮りたい方にはそれだけの価値はあります。


皆様のご参加をお待ちしています。


Photo &Text by TOMOHITO ISHI"MARU" 石丸智仁

※本ブログの写真及び文章の転載は一切禁止です



【その他当ブログで紹介しているピルボックスの記事へのリンク】


◯ラニカイピルボックス(ラニカイ)


◯ピンクピルボックス(マイリ)


◯エフカイピルボックス(ノースショア)


◯プウマエリエリピルボックス(カネオヘ)


◯カウェラベイピルボックス(タートルベイリゾート)


◯カエナポイントピルボックス(カエナポイント)


★写真撮影が好きな方のためのツアー開催中★

アロハフォトアカデミー&ツアーズ



↑ ↑ ↑ ↑

ハワイ・オアフ島で写真好き、ハワイ好きの方のためのツアー形式の写真講座を開催中。現地在住プロカメラマンがオアフ島のフォトジェニックなポイントを1日かけてご案内し、現地で直接撮影方法を指導します。一眼レフはもちろん、スマホ参加も大歓迎。


↑フォトグラファー TOMOHITO ISHIMARUホームページ

Commentaires


bottom of page